森でも心地よくなっている君





ここでも…





「置いて行ってみようか」





少しずつ離れていくと、ガチで縄抜けしようとしだす彼女

ささやかな遊びだ


また散歩に来よう

森の散歩道





こんなところで緊縛される





君の身体を引き寄せる。縄で





木に引き寄せる





背中をべったり





木に押し付ける様に





こんなところで鞭を打っても





君が高揚している事に気付いている


私にもハエにも無抵抗でも





心が疼いてる事を知っている

裸体の間から見える髪





手首には包帯と





与えた首輪は、まだ彼女の心を捕えている





しかし鞭で打たれた後の姫は





「眠い」といいながら、力尽きた様にそのまま眠る





捕われたまま

「どんなに強気な女でも縛ってしまえばただのメス」

そんなニュアンスのキャッチコピーのAV（緊縛モノ）のサンプルを見た覚えがある。

その言葉に愛情がなく暴力的な感じがして、ちょっとひっかかったのだけど

縄の魔力はそれだけの力があると考えると、有りだと思った。





床に転がすと、被虐感からか更に息遣いが早くなる姫

厳重に包帯を巻いているので、鼻だけで呼吸しているのだろう

手で口を押えながら、呼吸を欲すまでそのまま待つ

限度が近い挙動を確認し、呼吸を許す

ここでも、私の意のままである事を実感させる為に





このブログでも一度だけ「縄は自分の腕の分身でもある」と自分なりに感じている事を言った。と思う（多分）

Twitterで同じ表現で言っている方を見かけて、少し嬉しくなった。


左足も





右足も、自在に抱くように





尚且つ厳しく縛っていく





鞭で果てた姿は、壊れた人形の様に見えた





縄跡はパンスト越しでもお構いなしに





少しの間、余韻として残してくれる

捕える両手





暗闇と閉塞





閉ざされた閉所で、心を追いこむと





姫は…





外に出した頃には、へたり込むほどに力が入らなくなる

もちろん疲労とかではない





でも縛りの時間はまだ、これから