手首に包帯の拘束を止め

縄での緊縛を施し、後に倒すと

また、荒い呼吸になり顔が自然に反れる姫





「パタン」明るかった昼の明りを閉ざして雰囲気を一変させる

生々しいか…

まあ撮ってみよう


足首をクロスして捕え





足を伸ばす事が出来なくなった彼女の顔に





包帯をもう一本巻き付けた

さらに不鮮明になる声をも出させようと





鞭を加えると、紫の内出血に変わり

そこに微かな力でなぞってやる爪にも声を上げる





トイレから

言葉にならない甲高い呻き声を聞きながら

もがき悶える被虐的光景を眺め

少し愛おしさを感じた





手首に暴れた痕跡を残しながら耐え

疲れ果てた彼女の為に

優しく縄を解いた





この後、メールのやり取りが増え、何より彼女の思いが心に響いて

彼女を私の専属にする事を決意した。


彼女サイドの記事もあったりします

http://se2k0.blog.fc2.com/blog-entry-22.html

彼女には前回撮影する前まで、責めをまだ見せていなかった

ブログのイメージから「緊縛だけの人」と思っていたらしい

そう思っている人、多いと思う（別に良いんだけどね）


差し出させた両手に遠慮なく、包帯一本使いきるまで巻き付ける

私の抑制によって





姫の心の距離がすぐ近くに連れて来られる





近づいた姫を急激に押し倒し、腿に鞭を与えた





震える身体と爪先立つ脚は、怖さからではない





実は口の中までも咬まされた包帯越しに

「ふぐぅ」という高音の鳴き声が漏れる





荒い息も漏らしながら

拳に力が入る





距離を狭めて、本心が見えた気がした

聞いてはいないけど、君の高鳴る鼓動を感じる


縄を使っていなくても、視線を合わせていなくても感じる





白い視界の中で感じるのは、恐怖ではない緊張と何かによる鼓動なのかい…


君が好いているのは、私の縄だけではないと感じた

コートを脱がし、無防備な緊縛姿が露わに…





雪の上に優しく押倒す





雪は少し硬く、身体は少しだけ沈む





広い大地の雪の上に押し付けられたまま、腕を出せない女に





更に、雪が少しかかっている





肌が露出している首から、もっとかけてやれ





耐える彼女に白い雪が彩る





このまま、この無抵抗な生肉を置いて行ってくれると思ったのか、物珍しいのか

カラス達（ギャラリー）が大勢集まってこちらの様子を覗っている





そんなある冬の日の散歩…

彼女は私のしようとする事に、何もかも受け入れる

北の大地らしい景色の中をドライブしていた。


車の通りが少なく人目には付かない場所を見つけ

「ここで撮影しよか」と私が言う。

車内で和やかに話しながらも縛りだしたのだが、彼女の微かな挙動の変化を感じた。

肩に力が入っている様で





上半身の重心が傾き、片寄る。

無防備な心と身体で、私の拘束を感じていた。

こんな狭い車内で…





外へ出してみる。

足跡もないまっさらで深い雪の上を散歩するように…





若干はしゃいでる様子の彼女だけど





中は後手に縛られている。





上着を脱がし捨てるよ。

Twitterで、少し縛れるようになっただけで「縄師気取り」な方がいるようで

それを批判しているＭ女さんを見かけた。

相手が良くないのを批判するまでなら、まだ良いけど

緊縛の危険性を提唱している様で、実は卑下していたりする。

微妙なラインかもしれないけど、この「卑下」を感じると、それを言った人にたちまち冷める事がある。

ＳだろうとＭだろうとただの変態だろうと、最低限の気品はあってほしいと思う事がしばしばある。


縄の技術に対してのアドバイスならぬ陰口の卑下も好きでない。誰でも最初から出来た訳ではないでしょう。

教えてもらえる環境や縛ってもらえる環境が、当たり前と思っていないでしょうか。

初心を忘れないでほしい。

もしメンタルまでアングラに染まった世界なら近づきにくく、広まらないと思う。

広まってはならないのかも知れない。




自分の経験上、実際の世界に入る前から縛りたい、縛られたいと心底から思っている変態（フェチ）さんは…

屈折なく真っすぐで純粋だ


思い焦がれていた緊縛に身を任せて…





「この手枷も使って下さい」

じゃあ足の拘束に使おう





動けないはずの身体の微かな挙動と、息遣いの変化から





彼女の純粋な気持ちが少し垣間見えた気がした





夜想曲で鞭や蝋燭も体験させた。

開けた扉の中で触れた物は、何もかもが予想以上に素敵だったと言い残し

強烈な余韻に浸りながら、彼女は地元に帰って行った

呼びだされた個室

相手の言いなりに素直に縛られる





いけない事と思っても、求めていた事と思っても、もう流れは止められない





今夜はクリスマスイヴ

聖なる夜を、淫猥さよりも…美しく情緒的に縄が彩る

このブログで表現したい事、伝えきれてないと思っているし、

自分はブレブレのつもりだけど「世界観が完成されて根深いね」と言われた


全身を律儀に隙がなく縛りあげ、モノ…いや人形の様になった彼女に





首輪と首輪からの鎖の重量感も与える

床のパネルに縄にはない重量感たっぷりの音が、彼女の耳にも届いているだろう





前回、「支配」という言葉を使ったが「征服」…

この言葉も凌辱的にも見えるかも知れない





確かにこの撮影では、彼女自身が動けない事もあるけど荷物の様に持ち上げ配置もして

私の意のまま





でも酷く束縛している様で、彼女も望む方向へ

それ以上の自分の世界に、全身の縄、首輪、鎖、猿轡で導いていく





不自由なだけじゃない。２人のそんな特別な時間…